作ろうお茶フォーラム2004
ふき重なる山々を望み、川のせせらぎが聞こえる、小さな村の小さなお茶屋、「栗原製茶」。 毎年、夏になると、この国のあちらこちらから、お茶を愛する喫茶人たちが、この山の中にやって来ます。ゆったりとした時間のなかで、田舎の生活や食事を味わい、お茶を作り、友を作り、それぞれの生活へ戻っていくのです。 さながらそれは、~自然への回帰~ともいうべき3日間。回をかさねて今年で13回目。今年も素敵な人々との出会いがありました。今度はあなたと出会えることを楽しみにしています!
やはり茶摘みからスタート。「凍頂烏龍茶の畑と同じくらいの標高かな~?」と中山淑子さん。
釜炒り茶をつくるため、熱を加え発酵を止めます。ボヤボヤしてるとこげちゃいますよ~。
楽しそうに釜炒りしている林隆盛さん。林茶荘という台湾茶専門店のオーナーです。
おやおや倉田達子さん!さすが!背中で日光萎凋とは粋ですね~。常連さんはやることが違う。
茶摘み籠で烏龍茶作りをする広瀬一燈美さんと倉田さん。茶フォーラムの主力メンバーです。
釜炒りしたあと、水分を抜きながらよく揉みます。いいお茶が出来てますよ~!
「これ玉露みたいなお茶になったな~」、「いや玉露じゃなくて・・・ご苦労ですよ~」アハハ!
毎回、地元のお母さんたちが作ってくれる郷土料理。お茶よりもこれが楽しみという人も。
抹茶席主はおなじみ堀内宗長先生(東京都)。現代喫茶人の会の専務理事さんです。
日本茶席主は仁田原寿一さん。普及センターの特産係長さんです。水出し玉露で席客を魅了されていました。
紅茶席主は吉永浩章さん。紅茶の知識もさることながら、紅茶に関する話題も豊富です。
中国茶席主は中山淑子さん。中国語を習得され、それを忘れないようにという思いから中国の文化の道へ。
日本一大きな茶碗での抹茶のお点前は圧巻でした!二人抱えで茶碗を支え、回し飲みをする席客。
優勝カップでビールを飲むのと訳が違う!堀内先生は、今秋、ヴァチカン市国にてローマ法王に献茶をされる予定です。
さあ~いよいよお待ちかねの品評会です!3日間の総決算はいかに?運命の瞬間です。
参加者全員の投票で優勝者が決定します!専門家から素人までの投票なので公平に審査が行われます。
フォーラム・ファミリーの記念撮影。みなさん、また来年会いましょう!
※写真撮影:栗原製茶 写真協力:中山淑子、倉田達子
作ったお茶の品評会
出品点数:釜緑茶14点 紅茶13点 烏龍茶5点
-美味しかったお茶の作者 結果発表!!-
釜緑茶の部 (出品総数:14点) | ||
1位 | 伊東久美子様(佐賀県) | 11点 |
2位 | 臼田ひろ子様(東京都) | 10点 |
3位 | 村上英子様(福岡県) | 9点 |
紅茶の部 (出品総数:13点) | ||
1位 | 吉永浩章様(東京都) | 8点 |
2位 | 倉田達子様(広島県) | 6点 |
3位 | 森山弘信様(福岡県) | 5点 |
3位 | 伊東久美子様(佐賀県) | 5点 |
烏龍茶の部 (出品総数:5点) | ||
1位 | 栗原吉平様(福岡県) | 10点 |
1位 | 栗原昭夫様(福岡県) | 10点 |
3位 | 倉田達子様(広島県) | 8点 |
作成日: 2004年8月30日